日本で働くのは危険かもしれない

こんにちは、あどです。

 

突然ですが、あなたは最後まで日本で働き続けますか?

 

僕は最後まで日本で働くのは危険だと思います。

 

その理由について書いていきます。

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休暇が少ない

 日本は祝日の数は世界でもトップクラスですが、有休や実際の有休の取得日数が少ないんです。

 

日本で働く人の有休がだいたい20日あります。

しかし、実際には10日程度と有休全体の50%しか取れていないのです。

 

バカンス大国のフランスは祝日が年間9日ほどです。

ですが、有休は30日もあり、取得日数も30日で取得率は100%です。

こうして有休を加味して考えると、日本の休暇は少ないんです。

 

また、フランスなどはまとめて休みを取りバカンスを楽しみますが、日本にそういった文化はありません。

 

短くて存分に楽しめない休みをチマチマ取るより、長い休みを取り存分に楽しむ方が確実に仕事のモチベーションも日々の楽しさも格段に増すはずです。

 

しかし、日本は文化や風潮の関係でそれを実現するのはほぼ出来ないのが現状です。

 

労働=美徳の風潮

 「働けば働くほど利益が出る」これを日本は高度経済成長期に経験してしまったために、労働=美徳の風潮が出来上がってしまいました。

 

昔ほど強く根付いているわけではありませんが、サービス残業や過重労働という言葉をよく耳にする以上は、今もこの風潮は当たり前のように存在しているのです。

 

しかし、この風潮は間違いだと思うわけです。

その理由は単純に辛いだけだからです。

 

ただただ長い時間を働かされた後、時間外の給料は不正に少なくされているなんてことが当たり前です。 

つまり、意味もなく働いている時間があるということです。

これでは労働者は辛いだけです。

 

もはや、この労働=美徳の風潮は経営者が得したいがための言

い逃れでしかないんです。

 

規程の時間内の労働はしっかりと給料を出さないとバレますが、時間外の給料の場合は不正がしやすいため、時間外で働かせた方が経営者としては得をするのからです。

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少子高齢化

 日本は言うまでもなく少子高齢化の社会です。

少子高齢化が進めば労働力人口は加速度的に減少します。

 

ということは、今の豊かな生活の水準を維持していくことは難しいこういことです。

さらに、労働者の全体数が減れば労働者1人ひとりにかかる社会保障の負荷が重くなります。

 

このまま少子高齢化が進めば、労働者が減る、労働者の負担が増えることで日本の経済が悪化します。

経済が悪化したら国で働き続けるのはなかなか危険です。

 

そして、日本の少子高齢化の進行は確定事項のようなものです。

 

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賃金が安い

 日本の労働者の賃金は海外の主要な国に比べ安いです。

さらに、海外の主要な国はここ何年かで賃金が上がっています。

しかし、日本はほぼ横ばいとなっています。

 

さらに追い討ちをかけるように、日本は物価が上がりつつあるのです。

賃金が安い上に物価が上がっていくということは、日々の生活でのやりくりが非常に難しくなってきます。

 

また、海外からの輸入品に関しては海外の価格が適応されるため日本の状況に関係なく無慈悲にも値上がりをします。

 

安いうえに高くなるのを見込めない賃金で、物価が上昇しつつある社会で生活していくのはどうなんでしょうか。

 

まとめ

 ・日本は長期の休暇を取る文化がなく、ONとOFFの切り替えが難しい。

・労働=美徳の風潮が拭えず労働者には辛い環境。

少子高齢化で生活水準の低下、労働者の負担増加のおそれ。

・横ばいの賃金とは裏腹に上昇する物価。

 

少子高齢化問題に関しては、まだまだ先の話ではなく本当に数年とかのすぐの話です。

なんなら、今現在でも既に影響は出ている状況です。

 

 

このまま日本で働くのが安泰とは言いづらくなった社会です。

今の時代は、昔とは比べ物にならないほどグローバルですから、海外で働くというのも何ら不思議ではありません。

むしろ、将来はそれが当たり前になっているかもしれませんよ。